・胃の検診はバリウムの検査と内視鏡検査とどちらを受けたら良いのでしょう。
・鼻から入れる内視鏡は苦痛も無く楽と聞きましたが・・・。
 口から入れる内視鏡とどう違うのでしょう。

・胃の中にヘリコバクターピロリ菌がいるか検査をする方法は?
・胃の中にヘリコバクターピロリ菌がいると胃がんになると聞きましたが。
・ヘリコバクターピロリ菌の除菌は可能ですか?
・健診で便潜血陽性と言われました。大腸内視鏡検査を受けた方が良いですか?
・大腸内視鏡検査は色々と大変だと聞きましたが。
・大腸内視鏡検査で大腸ポリープが有った場合、切除した方が良いですか?
・大腸内視鏡検査は危険だと聞きましたが。
胃の検診はバリウムの検査と内視鏡検査とどちらを受けたら良いのでしょう。
せっかく検査を受けるのであれば、内視鏡検査をお勧めします。
バリウムによる胃の検査にも利点は有ります。しかし胃の中の模様、色などはっきりと観察できます。一部組織を採取して行う生検も可能です。
1年に1回は胃内視鏡検査で胃の状態を確認する事をお勧めします。
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鼻から入れる内視鏡は苦痛も無く楽と聞きましたが・・・。
口から入れる内視鏡とどう違うのでしょう。
鼻から入れる内視鏡も喉の奥を通るので、その刺激でゲーゲーします。(院長経験済み)
この内視鏡は細いので、画質が良く無い、暗い、視野が狭い、などの欠点も多いのが実情です。最近では、鼻からの内視鏡も口から入れる内視鏡に劣らない性能になって来たと言われていますが、これは今までは劣っていたと言う事です。当院では内視鏡を全てハイビジョンによる鮮明な画質で観察できる様にしております。当院にも鼻から入れる胃内視鏡は有りますが、ハイビジョン観察が出来る口から入れる内視鏡と比べるとその差は歴然としています。更にこの内視鏡では早期の食道がん、胃がんを診断するのに有利と言われているMBIと言う特殊な機能が付いておりその機能を活用しております。(大腸内視鏡検査においてもその機能を利用しております。)
軽い安定剤を使いウトウトしている間に検査が受けられますので、苦痛はあまり感じません。(院長も毎回この方法で検査を受けております。)
40歳を超えたら1〜2年に一度、50歳を超えたら必ず毎年検査を受けましょう。
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胃の中にヘリコバクターピロリ菌がいるか検査をする方法は?
ヘリコバクターピロリ菌の感染を検査する方法は色々あります。
呼気による検査方法、血液・尿・便による検査方法などもあります。しかし、以前胃癌学会でヘリコバクターピロリ菌と胃がんの関係を追跡調査した際(院長が胃がん学会評議員をしていた頃です)、正確なヘリコバクターピロリ菌の感染診断の方法として、胃内視鏡検査を行い、一部組織を採取し、免疫染色による顕微鏡検査を推奨しました。
是非胃内視鏡検査を受けて正確な診断を受けてください。
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胃の中にヘリコバクターピロリ菌がいると胃がんになると聞きましたが。
胃の中にヘリコバクターピロリ菌がいると胃がんになるけれど、いないと胃がんにならないと言う事は有りません。しかしヘリコバクターピロリ菌がいる人の方が胃がんになりやすい傾向にはある様です。これは胃炎が関与していると言われていますが、塩分の多い食事も胃がんの危険因子であることもわかっております。ヘリコバクターピロリ菌だけの問題ではありませんが、やはりいないに越したことは無い様です。
今はヘリコバクターピロリ菌は子供の頃に経口感染をすると考えられています。しかし、その後胃の中にずっと住み着いてしまう人とそうでない人の違いがまだ分かっていないようです。
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ヘリコバクターピロリ菌の除菌は可能ですか?
今まず1次除菌のお薬を使って約80%の方が除菌に成功しています。
残念ながら1次除菌でうまく除菌出来なかった方には2次除菌のお薬を使う事によって、全体として95%の除菌に成功すると言われています。
現在除菌治療を保険適応で治療するには、胃内視鏡検査を受け、慢性胃炎の診断をし、ヘリコバクターピロリ菌の感染を確認した場合のみとなっております。
胃内視鏡検査を受けずに除菌治療の保険適応は受けられません。
あまり辛くないので是非胃内視鏡検査を受けてください。
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健診で便潜血陽性と言われました。大腸内視鏡検査を受けた方が良いですか?
便潜血陽性は便に血が混ざっているので大腸に病気が有るのではないか?と言っています。では便潜血陰性ならば大腸に病気は無いのか?と言うと決してそうではありません。早期の大腸がんは出血しない場合も多いです。
大腸の状態を正確に診断する為に大腸内視鏡検査はとても有用な検査です。
大腸ポリープも大きくなければその場で切除出来る場合も有りますので、是非検査を受けましょう。
私たち(=院長の同級生、先輩、後輩、40歳を超えた者)は定期的に、4年に1度程度の間隔で大腸内視鏡検査を必ず受けています。
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大腸内視鏡検査は色々と大変だと聞きましたが。
まず腸の中の便を全て出し切らなくてはなりません。その為に洗腸剤を2L飲んで頂きます。
少し冷やして飲むと比較的楽に飲めます。この2Lに苦戦する方が一番多い様です。洗腸剤を全て飲まなくても、便が黄色い水の様になって来たら準備完了のサインですので残っていても大丈夫です。しかし、普段から便秘気味の方は洗腸剤を飲む数日前から下剤を服用して頂く事も有ります。これはご相談させて頂きます。
実際の大腸内視鏡検査はやはり薬でウトウトしている間に行います。大腸は長く、曲がっているので要所要所で軽い痛みを感じる場合も有ります。可能な限り負担のかからない様に検査をします。
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大腸内視鏡検査で大腸ポリープが有った場合、切除した方が良いですか?
大きさ、形などによります。直径が1cm程度、形がいびつなものなど切除をお勧めする場合も多くあります。切除した方がよいポリープは出来るだけその場で切除しますが、安全に確実に切除する為、近隣の病院での切除をお願いする場合も有ります。
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大腸内視鏡検査は危険だと聞きましたが。
医療において全く安全で何の合併症も無い行為は有りません。
予期せぬ合併症は必ずある一定の割合で起こります。
大腸内視鏡検査だけでも穿孔=大腸に穴が開く、出血などの合併症を起こす場合が有ります。その頻度は10000人に1人、0.01%程度と言われています。
ポリープを切除した場合、その場所、大きさにもよりますが、5000人に1人、0.02%程度と言われています。
十分に注意をして慎重に行ってもどの施設においてもこの合併症を“0”にする事は不可能ですが、限りなく“0”に近づける様当院でも精進しております。
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